独連銀がECB量的緩和に最後の抵抗、延期も視野

欧州中央銀行(ECB)が22日開催の理事会で量的緩和(QE)策を発表するとの観測が高まる中、ドイツ連邦銀行(中央銀行)は国債買い入れ型の量的緩和に制限を設ける方向で最後の抵抗を続けている。関係筋が明らかにした。

独連銀は国債買い入れによって損失が発生する可能性について懸念しており、ECBではなく各国中銀がこのリスクを負うなどのセーフガード(予防手段)を設けたい考えだ。関係筋によると、買い入れ規模の制限や、QEの延期も議論されているという。

ドラギECB総裁がQEの発表を遅らせれば、当面はワイトマン独連銀総裁やその支持者との衝突を避けられるが、スイス中銀によるフランの上限撤廃ですでに大きな影響を受けている市場からの反発に遭う危険がある。

ECBの意思決定の中心となる理事会の6人は20日に協議し、他のECB加盟国への提案内容について準備する予定となっている。